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名古屋で活動中のバンド「telescope」(Vo.)テラモトが、徒然と、ぐだぐだと、あることないこと綴ります。 telescopeにのめりこんで、前のめりで駆け抜ける日々を。そして時には、前のめり過ぎて転んでしまう様までも、余すことなく赤裸々に書いていきます。
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ライブをしばらく休んでいると、ほんとうにバンドをやっているのか実感が薄れて不安になる。


ライブがした~い!!!!!



以前対バンして、ライブを見て、好きになった3markets(株)というバンドが名古屋に来ていたので、
先日ライブを見にいってきたというのもある。

このバンドは、ライブを通して伝わってくる感情やらなんやらの情報量がすごい。
一発目から名曲「セブンスター」でやり場のない片思いの感情を想起させられて、
「売れないバンドマン」(youtube:http://www.youtube.com/watch?v=WFf-KA6pcDw)では自分と曲を重ねては泣きそうになるのを必死に堪えてきた。

満足した。
満足したんだけど、やっぱり、満足できない。
悔しい。
あんなふうに、誰かの心を揺さぶるライブを、したい。

したいのである。


したいのである。





・・・・・・・・・。


なので、します。

ライブします。

7月から、またバンバンライブしていきます!!

大阪など、遠征も決まってきてます。


もう少ししたら発表もできると思います。


ライブします!!

そう、ライブするんです!!

という、報告でした。


寺本でした。



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さてと。今夜はふと予定が空いたので、思うことを書き連ねてみます。
 
 
 
 
 
 
 
最近、ユニコーンの「すばらしい日々」を歌う機会があった。
 
 
なんだか、難解な歌詞である。
 
サビだけとってみても、
「すばらしい日々だ」と言ってるそばから「すべてを捨てて僕は生きてる」なんて、
ネガティブワードでカウンターパンチを食らわせてくる。
 
すばらしい日々の「すばらしい」が、斜に構えた表現であることは
歌い手を思い浮かべればなんとなく想像もつくのだが、とにかく不思議だ。
 
 
意味が通じるようで通じない言葉たち。
でも、きっとなにか1ピース当てはめると、すべての辻褄が合うんじゃないかと期待させる言い回し・・・。
 
ぼくはもう「???状態」だったのだが、
 
なんのことはない。とある人からぽんと答えを告げられて、とても納得した。
 
 
 
そう。
 
この歌は、「脱退するバンドメンバーへ向けた歌」なのだそうだ。
 
 
・・・あー。なるほど。
 
 
勝手に歌詞全文をブログに掲載するのも、
いろいろ問題があるようなのでここには掲載しないが、
それをふまえて歌詞を読むと、ものすごく筋が通ってくる。
 
それと同時に、この歌がぐっと身近なものになった。
 
 
僕がバンドを始めたのは、周囲のみんなと比べるととても遅く、大学生になってからだ。
 
「こいつの生き方かっこいいな」と、尊敬すらしていた親友がいて、
その誘いに乗る形で、始めたのがきっかけだった。
 
 
そこからしばらく活動した後、僕自身が癇癪を起こして喧嘩別れのような形で
バンドを消滅させてしまったのだけど、
バンド解散してしばらくは、
解散にともなってその親友と離れてしまった侘しさや喪失感を、
ただただ肯定することで紛らわそうとしていた。
 
まさに、「すばらしい日々」だったな、と思う。
 
 
ユニコーンは
「君は僕を忘れるから その頃にはすぐに、君に会いにいける」
とも歌うが、これもすごい的確な歌詞だ。
意味がちぐはぐなようで、とても共感できる歌詞。
 
 
 
あの親友とは、バンド解散来疎遠になっていたのだが、
最近ようやく普通にあって話せるようになってきた。
どこから湧いて出たともしれない「わだかまり」も、和らいできた
この前も、京都旅行に行ってきたばかりだ。
イェス。
 
 
そう。あの歌詞の通り。
「君」が、あのころの「僕」を忘れたから、
「すぐに会いにいける」ようになってきた。と、いうことだ。
 
 
ここまで読み解くと、涙なしでは聞けない曲にまで脳内でブラッシュアップされてしまった。。。
 
 
 
 
わけのわからない歌詞が、ひとつのピースでこれだけ共感できる歌詞になるなんて。
 
 
ほんと、「うた」ってのは、おもしろいモノです。
 
 
 
 
 
 
・・・最近の歌詞は、ストレートすぎてつまらない。
なんて、誰かが言ってた。
 
1から10まで説明しやがって。
なんて、僕も思う。
 
でも、小難しいこと言ってても伝わらないってのもわかる。
伝えたいことがあるのなら、簡潔に、正確に、するべきなんだろう。
 
某「音楽業界関係者」の人に、
10秒聞いて、意味がわかって、感動させて、カラオケで自分も歌いたい!
って、思われなきゃダメなんだって言われたこともあったな。
それは、正しいことなんだと思う。売れやすい曲を作るには。
 
 
でも、僕は、何回も聞いてるうちに、違う角度から違う画が浮かぶような歌が好きなんです。
 
歌詞も、メロディも、構成も。
 
すばらしい日々は、なんだかその間を奇跡的なバランスで歩いて行く曲だなぁと思うのですが。
 
 
telescopeで、うまくそういうのをやって行けないだろうかなー。
 
今夜も、悶々と考えてみます。
 
まずは、歌詞からかなぁ。
 
がんばろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・そういえば、余談ですが。
 
telescopeの『ポストマン』という曲の歌詞。
 
 
自己概念。 


自分自身の身体以外にも、「自己」というものは広く存在する。 

たとえば、自分の家族や恋人が馬鹿にされた時、まるで自分が馬鹿にされたかのような怒りを 
覚えたことはないか? 

自分の勤める会社や母校がテレビに取り上げられた時、なぜか嬉しくなってしまったことはないか? 


そして、それらを失うとき、まるで自分の一部がなくなってしまったかのような感覚に陥ることはないか? 




・・・と、なんだか固いことを書いているけれども。 


ようするに、僕はいま「自己」の一部を失おうとしているのです。 




原因を挙げればきりがないし、 
時間は解決してくれなかった。 

こればかりは、しょうがないのだけれども、やはり寂しいし、悔しい。 



この前のMCでも言ったのだけど、新しい出会いや、環境というものは、 
それ自身はおめでたいことであるし、素晴らしいことなのだけれども。 

いずれにしても、いままで積み上げたものを一度壊して再構築する作業になるのだから、 
同時に辛く悲しいことでもあるよね。 


まだ、どうしたらいいか整理がついてないので、ネガティブな方向でしか考えることができないけれど。

残された時間。「自己」とどう向き合うか。 


考えてみよう。 




後悔しないように。 





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プロフィール
HN:
テラモト@telescope
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/08/06
職業:
いろいろ
趣味:
趣味を探すこと
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